夏型過敏性肺炎の原因と症状と治療法

公開日: : 最終更新日:2014/07/07 健康, 季節, 生活 ,

 

夏になると咳がでる繰り返し風邪をひき長引いてしまう・・もしかしたらそれは「夏型過敏性肺炎」かもしれません。

聞きなれない言葉だと思いますが、最近増えてきている症例です。

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症状

症状は、発熱倦怠感

ただの風邪だと思い放置する人も多く、病院を受診しても風邪だといわれ薬を飲むと一時的によくなるので、治ったように思われがちです。

しかし、また夏になると風邪をひくのです。

毎年の繰り返しで、慢性化して肺の機能がだんだん弱っていき、ちょっとしたことでも息切れを起こしてしまうようになります。

時には、突然息苦しくなり、呼吸不全におちいることもあります。

 

原因は?診療科は?

夏型過敏性肺炎は、室内のカビの一種・トリコスポロンによって引き起こされるアレルギー性肺炎です。

発症するとこのカビの胞子を吸い込むたびに、などの症状が繰り返されます。

急性期のころは、高熱ですが、慢性化すると、咳だけの症状が残り熱は微熱程度にとどまるので喘息と勘違いされる患者さんも多いようです。

また、急性期のころは、レントゲンでも見過ごされがちです。

これらの症状に当てはまる場合は、呼吸器科呼吸器内科(なければ内科)の専門医に診てもらうことをお勧めします。

 

治療法は?

第一の治療は、原因となるカビを除去すること、環境の改善です。

自宅にトリコスポロン繁殖している限り、症状がよくなることはありません。

現実的ではありませんが、転居して新しい住居に移ることが一番効果的です。

しかし、これは難しい話ですので、カビ取り剤などでカビの除去を徹底的におこないます。

消毒用アルコールで拭くとカビが再び繁殖しにくくなります。

そして、カビが生えやすい水回りなどは、使用後は湿気をとり、水はねなどもきれいにふき取ることが大切です。

窓際やカーテンなどもカビの繁殖しやすい場所です。

カーテンもクリーニングにだし、エアコンも業者にクリーニングしてもらうのが無難でしょう。

症状が重度の場合は、炎症を抑える作用のあるステロイドという薬が内服や点滴で用いられることがありますが、一時的に症状が治まるだけで根本的な治療にはなっていません。

気を付けることは?

過敏性肺炎の予防策として、カビの生えるような環境をつくらないことが大前提です。

こまめな掃除、洗濯です。洗濯槽の中にカビが付着していることがよくありますので、洗濯槽の掃除も必要です。

また、カビの栄養源となるような食べ物、残り物などを放置しておかないなど注意が必要です。

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